PRP皮膚再生療法で首とおでこのしわを無くして若返り美肌に

年齢を重ねるにつれて気になってくる首やおでこのシワやたるみ。しかし、顔や体にメスを入れることに抵抗がある方やダウンタイムが気になる方も多いはずです。そんな方に最近注目されているPRP皮膚再生療法を紹介します。PRP皮膚再生療法とは自分の血液を採取し、血液の中の血小板を取り出し、しわやたるみ、ニキビ跡や毛穴の開きなどが気になる部位に注入する療法です。

血小板には怪我をした時に傷口をふさぎ止血する作用があり、成長分子という他の細胞の働きを活発にさせる成分が含まれています。血小板を患部に注入することで、成長分子がたるんだ皮膚、広がった毛穴の周りの皮膚などに働きかけ、注入した部分の皮膚の再生力を引き出し、肌を若返らせる効果があります。自分の血液を使うことで副作用はほとんど無く、1ヶ月から3ヶ月ほど時間をかけてゆっくり効果が出るため、周りに気づかれる心配もありません。施術効果は3年以上、長い場合5年、10年と持つ場合もあります。しかし即効性は無いため、施術後すぐに目に見える効果が出るわけではありません。

施術時間は大体一時間以内と短い時間で終わるので、気軽に通院することが出来ます。施術を行った後は人によっては赤みや腫れ、内出血が出る場合もあるので、通うクリニックで相談することをお勧めします。多くのクリニックが表面麻酔を使うため、痛みはほとんど無いようです。痛みにも個人差があるため、強い痛みを感じた場合は遠慮なく担当の先生に相談しましょう。

値段は各クリニックによって差があるようです。2cc、3ccと注入する血小板の量によって値段を設定しているクリニックもあれば、首、おでこ、手など注入する部位によって値段を設定しているクリニックもあります。顔の場合一部に注入する量は大体2ccが目安のようです。高いところでは40万ほどの費用がかかる場合もあり決して安い買い物では無いので、クリニックを決める際にはあらかじめよく調べておいて、それぞれのメリットとデメリットを把握した上で通うクリニックを決めるようにしましょう。